
ちぃママ
本記事で紹介している内容は、あくまでもわが子の一例としての記録です。
同じ症状であっても、経過や状況はお子さんによって異なることがありますので、あくまで一つの参考としてご覧いただければ幸いです。
服薬が大きなプレッシャー。このまま一生?
退院後、かずの最初の服薬は
・コートリル(朝・昼・夜)
・フロリネフ(朝・夜)
そしてCAHのタイプでも21-水酸化酵素欠損症(塩喪失型)だったため、
・塩化ナトリウム(味はそのままの塩。しょっぱい。これも朝・昼・夜)
からのスタート。
この病気のことをよくわかっていなかった(今もだけど)私。
少しでも飲む時間がずれたら副腎クリーゼになるのでは…?との不安から
(退院前に、絶対8時間間隔じゃないとダメですか?と聞かなかった私が悪かった…)

7時・15時・23時(は寝ているところを起こして)…8時間間隔で時間をしっかり守ってお薬をあげていました。
夜どんなに眠くても、アラームをかけて。
そして「お薬、あげ忘れてないよね?」の不安が常にある。
(自分を信じられず、何度もお薬入れを確認してしまう)
お薬=命がかかっている
という大きなプレッシャー。
…結果
「このプレッシャーは、これから一生続く…?」
と暗闇の中、時計を見ては途方に暮れる私。

その後、主治医に相談。
ちょっと服薬管理に疲れてきた私。
定期受診のタイミングに相談してみました。
すると
・8時間きっちりではなく、極端に服薬間隔が空かなければ、かずの生活リズムに合わせた服薬時間で構わないこと。
ただし、夜~朝にかけては長時間に飲まないことになるので、朝は遅い時間にならないように。
・状況に応じて、飲む回数や量の変更もできる。(学校で飲むことが難しい場合、朝の量を多めにして、帰ってから昼の分飲むなど。→定期的に経過観察しながら。)
と、無理なく続ける方法を提案いただきました。
現在では
・時間は 朝7時前後、昼は学校の給食後、夜は20時前後 に定着。(かずの場合)
→朝と夜は粉薬で量も多く苦いため、まだジュースと一緒にじゃないと無理だそう。お昼はお水で。
・身体の成長に合わせてお薬の量を調整。
・行事や体育がある日など、普段よりストレスがかかるかな?という時はコートリルを増量。(お友達で運動会シーズンに通常量で服薬していたら倒れた子もいました。)
・かずは少しお薬が足りないかな?って時には、身体が怠い・くすぐったい感じになるらしいので、その時も増量。
という形に落ち着いてきました。
もちろん、嘔吐や下痢のある感染症にかかった時や過度なストレス時、お口から飲めない時には
迷わず大学病院へ連絡し、点滴で投与してもらっています。

ちぃママ
あの頃の私と、今同じように悩んでいるあなたへ。
もっと力抜いていいよー!
周りに頼ってもいいんだよー!
大丈夫、そのうち自分が忘れそうになったら子供が教えてくれたり、
1人で飲めるようになる日がくるから。


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